タイトル | 著者名 | 出版社 (¥、日) |
一言解説 |
統合的M&A戦略 | アンダーセン | ダイヤモンド社 (\2,800) (2001/06) |
M&Aは、その目的を忘れて、法律的・会計的な側面に主眼を置いているプロセスが多い。本書では、「M&Aを如何に企業価値向上に貢献させるか」という、本来の目的達成の視点を意識して、構成されているM&A解説の良書。 |
図解 企業再生とM&A | 藤原 総一郎 | 東洋経済 (\1,600) (2000/10) |
民事再生法など新しい法制が整備され、海外ファンドを中心に日本のM&Aが活況である。かかる中、著者の実務経験を活かし、DIPファイナンスを含め、判りやすくM&Aの実践を解説している。やや詳細には欠けるのでプロには物足りないが。 |
中小企業のためのM&A徹底活用法 | 分林 靖博 | PHP研究所 (\1,400) (2002/01) |
M&Aは大企業が行うもので自分には関係無い、と言っている中小企業経営者へ、「M&Aとは中小企業にとってこそ大切なのですよ」と言いたい。そう、後継者問題があるとか、高い技術力に反して経営環境が厳しいとか、会社の廃業を考えているなど、これらは全てM&A手法にリンクしている。 |
TOB・会社分割によるM&A戦略 | 菊地 正俊 | 東洋経済 (\1,700) (2000/09) |
TOBとは、公開会社(上場企業)を買収する時に必要な手法。このTOBや、会社分割法、LBO、MBOなのM&A新手法をわかりやすく解説。プロというより、なんとなくM&Aがわかっている程度の人にオススメ。 |
ビックディール − アメリカM&Aバイブル (上)(下) |
ブルース・ワッサースタイン | 日経BP (各\2,200) (1999/09) |
法律や会計・税務を知っていてもM&Aの本質を知らなければ全く意味が無いこの書は、米国M&Aの歴史を、実例を取上げながら解説し、「企業体とは生き物であり、環境に応じて姿を変えていく」ためにM&Aが必要だと説いている。 |
レバレッジド・バイアウトーKKRと企業価値創造 | G.P.ベーカー | 東洋経済 (\3,400) (2000/02) |
米国で盛んなレバレッジド・バイアウト(LBO)を解説した古典的名著。LBOとは、少ない資金で企業を買収する手法で、米国では長い歴史がある。日本でも漸くここ最近その事例が出ており、今後は急速することが予測されている。 |
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